ドウェイン・ジョンソン

ロック様ことドウェイン・ジョンソンが28日、ハワイのセブンイレブンで大量のチョコレートバー「スニッカーズ」を買い占める様子をInstagramにアップした。
この行動の背景には、14歳のころに犯した過ちを償う意味があったと告白している。

ハワイ出身のドウェインは、Instagramのコメントで「（19）87年にハワイを追い出され、長い年月を経て、ようやく過ちを正すために故郷に戻ってきた」と投稿。
「14歳のころ、地獄のようにお金のなかった僕は、ジムに向かう途中のセブンイレブンで、キングサイズのスニッカーズを毎日1個ずつ盗んでいたんだ」と告白。
店員も見て見ぬふりをしてくれていたようで「いつも同じ店員がいて、彼女はいつも顔をかしげるのだけど、つかまえたりすることはなかった」と告白した。

そのため、「正しいやり方」でその店の棚にあるスニッカーズを全て買わなくてはいけないと思っていたというドウェインは、動画内で、店の棚にある大量のスニッカーズを残さず爆買い。
また、突然のスターの訪問に驚く他の客に話しかけ、自分の会計を待つ必要がないように、彼らの分の代金まで肩代わり。快く写真撮影に応じるファンサービスでみんなを喜ばせた。

さらに店員にもチップを渡したドウェインは、自分の買ったスニッカーズを「これはここに置いていくよ。もし、誰かスニッカーズを盗みそうな人がいたら、これをあげてくれ。そうすれば盗む必要はないからね」と困っている人に分け与えてほしいと寄付した。

この行いにファンからは称賛のコメントが相次いでいる一方で、「えっと、100本のチョコバーを買ったって、盗んだバーの代金をそのままにはできないよ。盗んだバーの代金も支払わなきゃ」など、過去の行いの清算にはならないと疑問視する声も。
ドゥエインも、過去の過ちを変えることはできないとしながら、時として少しでも罪滅ぼしをすることができるともつづり、「そして、見知らぬ誰かを笑顔にできるんじゃないかな」と投稿している。