がんに効くと未承認薬の宣伝疑い 大阪の親子と法人摘発
厚生労働省の承認を受けていない医薬品をがんなどに効果があるように宣伝、販売したとして、大阪府警は9日、医薬品医療機器法違反の疑いで、大阪市中央区の「一般社団法人免研アソシエイツ協会」の山本英夫代表理事(77)と長男の拓理事(39)を書類送検した。
府警は厳重処分の意見を付けた。法人も同容疑で書類送検した。
府警によると、法人サイトなどの広告にがん患者や慢性の病気に諦めている人らにお薦めと記載し、新型コロナの感染予防や発達障害の改善などにも効果があるとうたっていた。
全国に約400人の顧客がおり、2019年4月〜今年7月に約1億480万円の売り上げがあった。