「不適切な行動はなかった」岸田総理の長男・翔太郎秘書“外遊中に公用車で観光”報道に木原官房副長官
岸田総理の政務秘書官を務める長男の翔太郎氏が外遊先で公用車を使って観光していたとの一部報道をめぐり、木原官房副長官は「政務秘書官としての不適切な行動はなかった」と述べました。
この問題は、今月、岸田総理の欧米5か国の訪問に同行した翔太郎氏が公用車を使ってパリやロンドンで観光をしていたと、きのう発売の週刊新潮が報じたものです。
木原官房副長官は、きょうの会見で、今回の外遊での公用車の運用状況を点検したところ、翔太郎氏が、▼国際機関やシンクタンク等への訪問、▼対外発信に使用する目的で街の風景やランドマーク等の撮影、▼政治家としての総理のお土産等の購入などを行っていたと明らかにしました。
そのうえで、“観光施設の中に入ったり、自分のための買い物などは行っていない”ということで、「政務秘書官としての公務として以外の不適切な行動はなかったということを現時点では確認をしている」と述べました。