ジャッキが外れて車の下敷き、58歳の男性死亡…上半身を車の下に入れ、バンパー取り付けやタイヤ交換中 北海道江差町
21日午後、北海道南部の江差町で、ジャッキで車を持ち上げ、バンパーの取り付けなどをしていた56歳の男性が車の下敷きになり、死亡しました。
21日午後2時ごろ、江差町茂尻町の住宅の敷地内で、この家に住む綿谷隆幸(わたや・たかゆき)さん58歳が、軽乗用車の下敷きになりました。
警察と消防によりますと、綿谷さんは当時、親族の女性に頼まれて、ジャッキで軽乗用車を持ち上げ、タイヤ交換とバンパーの取り付けをしていました。
ちょうど上半身を車両の下に入れ、作業していたところ、何らかの原因でジャッキが外れ、下敷きになったということです。
作業を見ていた女性が近くの家に助けを求め、救急隊も駆け付けたものの、搬送時、すでに綿谷さんは意識がなく、病院で死亡が確認されました。
警察は、ジャッキが外れた原因を詳しく調べるとともに、ジャッキを使用し、車両の下に手や足だけでも体を入れて作業するときは、くれぐれも注意するよう呼びかけています。