侍戦士がバッグにつけていた善光寺の「勝守」は完売 販売再開は4月予定
侍ジャパンがバッグにつけていた善光寺(長野市)のお守りが品切れになっている。同寺によると、WBCの期間中に問い合わせが急増し、米国との決勝戦があった22日に完売。販売再開は4月になるという。
このお守りは、幸運の象徴とされる龍と鳳凰があしらわれた「勝守龍凰」(税込み700円)。
勝利を祈願するお守りで、龍と鳳凰は、善光寺の御本尊を守るために掲げられた緞帳に描かれている。
WBCに出場した長野県中野市出身の牧秀悟が今年1月に初詣に訪れた際、善光寺側から応援の気持ちを込めて40体が贈られた。
これを牧が17日のマイアミ到着後、チーム宿舎で配布し、ダルビッシュ有やラーズ・ヌートバー、佐々木朗希らがバッグに付けた。
この様子が日本にも伝わると大きな話題になり、善光寺への問い合わせが急増。準決勝、決勝と劇的な展開で勝ち進んだ侍ジャパンの勢いに乗って、あっという間に売り切れた。
善光寺の担当者は「勝って良かったです」とホッとした様子。4月以降に販売再開を見込むが「受験の方やスポーツをしている人に人気が出るかもしれませんね」とみている。
無傷の7連勝で世界一となった侍ジャパンのフィーバーは冷めそうになく、勝利にあやかる争奪戦が続きそうだ。