LDH電撃退社 人気者・関口メンディーが見せた思い悩む姿「ずっと『おかしい』って思ってた」
人気ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS」の関口メンディー(33)が、所属する大手芸能事務所「LDH JAPAN」を退社することが30日、同社公式ホームページで発表された。
メンディーはGENERATIONSの他にも、EXILE、ヒップホップユニット「HONEST BOYZ」、7人組ユニット「EXILE B HAPPY」を兼務しているが、6月25日をもっていずれも卒業する。きょう1日にGENERATIONSのメンバーと共に会見する予定。
「ごめンディー!」「うめンディー!」自らの名前をもじりながら絶叫する“持ちネタ”でバラエティーで大活躍。キッズ向け新ユニット「EXILE B HAPPY」では正義の味方「メンディーマン」として子どもたちからの声援を浴びる人気者だ。ただ、取材をしていくと、明るいキャラクターの裏で思い悩む姿も垣間見られた。
GENERATIONSのバラエティー担当としてお茶の間に広く知られ、メンバーからもイジられる愛されキャラだが、たどり着くまでには苦悩があった。高校時代は野球に打ち込んだ体育会系。グループでは最年長で、根はまじめ。年下メンバーからイジられることに当初は「どうしても理解できない。ずっと『おかしい』って思ってた」と明かしていた。
ただ、ダンス歴はグループで最も浅く「バラエティーで頑張ろうと思ったのは、ダンスで戦っても勝てないから。(周囲とは)戦わないように生きている感じがしています」と紆余曲折を語っていた。
昨年9月のインタビューでは「今はお芝居が楽しい。NHK大河ドラマにも出てみたい。ハリウッドやボリウッド(踊りのあるインド映画)に出て踊りたい」と青写真を描いていた。退社時のコメントでは、自らを奮い立たせる言葉を並べた。さらに成長しようと実直に努力し続ける姿勢は、より一層メンディーを成熟させていくに違いない。