阪神・坂本誠志郎への頭部死球をめぐりエキサイトするする両チーム

阪神―広島戦（２０日、甲子園）であわや乱闘騒ぎ…　６―１で迎えた８回一死一、二塁から坂本誠志郎捕手（３１）が打席に立ったが、鯉６番手のドラ３ルーキー岡本の初球のすっぽ抜けた変化球がヘルメットを直撃した。

坂本はすぐさま大丈夫という仕草を見せたが、藤川球児監督（４４）がベンチを飛び出して、激高。坂本やコーチ陣は手を伸ばして制止したが、カープベンチに向けて怒りをあらわにし、両軍がホームベース付近で入り乱れた。

吉本球審からは、「岡本投手は危険球により退場といたします。また、この試合警告を発します」とアナウンスされると、スタンドからは大ブーイングが起こった。

その後は岡本が危険球退場となり、鯉７番手・島内が救援登板。一死満塁で８番・小幡の中堅への適時打、糸原の左ゴロの間に２点が追加された。