「飯塚事件」再審認めない決定 元死刑囚の妻が求めた裁判のやり直し「しない」福岡高裁
1992年、福岡県飯塚市で女児2人が殺害されたいわゆる「飯塚事件」で、死刑が確定し執行された元死刑囚の妻が求めていた再審=裁判のやり直しについて、福岡高裁は16日、裁判のやり直しはしないとの決定を出しました。
この事件は、1992年2月、福岡県飯塚市で女児2人が殺害され遺体で発見されたものです。
殺人の罪で死刑が確定し、執行された久間三千年元死刑囚の妻が2021年7月、2回目となる再審=裁判のやり直しを福岡地裁に申し立てましたが、福岡地裁は裁判のやり直しを認めず、弁護団が福岡高裁に即時抗告していました。
最大の争点は事件当日、飯塚市の通学路で女児2人を最後に見たとされる女性の証言の信用性です。
女性は当時の供述調書の内容は記憶とは違っていて「その日に見たという調書にさせられた」などと新たに証言していました。
そして16日午後、福岡高裁は、裁判のやり直しはしないとする決定を出しました。
詳しい決定の内容はまだ明らかになっていませんが、福岡地裁の判断を支持したとみられます。
弁護団がまもなく決定について会見する予定です。
