生協従業員の過労死認定…月80時間超える残業
生活協同組合「おおさかパルコープ」(大阪市)に勤めていた石井隆治さん(当時54歳)が昨年3月、心疾患で死亡したのは長時間労働が原因として、天満労働基準監督署が労災認定していたことがわかった。
生協は11日、労働時間の管理などを怠った責任を認め、遺族に解決金(金額は非公表)を支払うことを条件に裁判外で和解した。
遺族が11日、大阪市内で記者会見して明らかにした。
代理人の弁護士によると、石井さんは1985年から勤務。2015年、東都島店(大阪市都島区)の精肉部門の責任者となり、昨年3月、自宅の入り口付近で倒れ、死亡した。
天満労基署は今年5月、死亡前2か月間の平均の時間外労働が、過労死ラインの月80時間を超えていたとし、業務との因果関係を認めた。
おおさかパルコープは「適正な職場環境の構築に取り組む」としている。
生協は11日、労働時間の管理などを怠った責任を認め、遺族に解決金(金額は非公表)を支払うことを条件に裁判外で和解した。
遺族が11日、大阪市内で記者会見して明らかにした。
代理人の弁護士によると、石井さんは1985年から勤務。2015年、東都島店(大阪市都島区)の精肉部門の責任者となり、昨年3月、自宅の入り口付近で倒れ、死亡した。
天満労基署は今年5月、死亡前2か月間の平均の時間外労働が、過労死ラインの月80時間を超えていたとし、業務との因果関係を認めた。
おおさかパルコープは「適正な職場環境の構築に取り組む」としている。