木村拓哉が接触事故を起こした交差点＝調布市

元ＳＭＡＰの木村拓哉（４４）が２０日、都内で自動車運転中に玉突き事故を起こしたことが分かった。
信号待ちをしているときに、不注意でブレーキをゆるめ、前に止まっていたバイクに衝突した。
所属事務所によれば、木村はこの日はオフ。「考え事をしていた」と話している。

事故が起きたのは２０日午後４時４５分ごろ。調布市仙川町２丁目の交差点で、自家用車を運転していた木村が、信号待ちをしていたバイクに追突。
バイクはその弾みで前に止まっていた車に衝突し、３台がからむ玉突き事故になった。
木村に同乗者はおらず、けが人は出ていない。

警視庁調布署によると、現場は下り坂。木村の車は赤信号でいったん停止したが、再び低速で前進し、バイクにぶつかった。
所属事務所によれば、「直ちに本人が警察に連絡し、警察のご指示に従った対応を済ませた」という。
木村は警察の調べに「考え事をしていてブレーキを緩めてしまった」と説明している。

おりしも元ＳＭＡＰの稲垣吾郎（４３）、草なぎ剛（４２）、香取慎吾（４０）の３人が９月にジャニーズ事務所を退社し、中居正広（４４）が残留することが明らかになったばかり。
当初から事務所残留を表明していた木村の動向が注目されていた。

都内にある木村の自宅は夜になっても暗く、ひっそりとしたまま。
所属事務所は「被害者の方はもちろんのこと、ファンの皆様や関係各位にご迷惑とご心配をお掛けしたことを、深くお詫び申し上げます」とのコメントを発表した。

木村は主演映画「無限の住人」が公開され、７月から撮影が開始される次作「検察側の罪人」の準備中。
現在のレギュラーはラジオ番組１本のみで、この日はオフだった。

木村は１１年と１２年にスピード違反で検挙され、免許停止の処分を受けた過去がある。