清原和博氏、著書「清原和博告白」が10万部突破 「自分の言葉に、まだ目を向けてくれる人がいるというだけでありがたいです」
文藝春秋は17日、元プロ野球選手の清原和博氏(50)の半生を綴った「清原和博告白」の重版(4刷)を決定し、累計発行部数が10万部となったことを発表した。
初版2万部から始まり、7月25日の発売後3週間で10万部を突破した。
同書は、甲子園、そしてプロ野球の世界で活躍し、その豪快なホームランで人々を魅了してきたヒーローが2年前に覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕され、栄光と転落、挫折と屈辱、薬物依存、うつ病との戦いの日々……執行猶予中の今、自らの罪を省み、改めて半生を綴った一冊となっている。
清原氏は「今、自分がどういう状態で、これまでの人生をどう考えているのか。なるべく、ありのままを告白したつもりでしたが、それでも、思ったことが言えたのか、世の中に残すようなものなのか、自信がありませんでした。ただ、こういう状況にある自分の言葉に、まだ目を向けてくれる人がいるというだけでありがたいです」とコメントを寄せていた。