丸岡いずみアナ、代理母出産でママに 46歳で待望の第1子 ロシアで3日男児誕生
フリーアナウンサーの丸岡いずみさん(46)が、夫で映画コメンテーターの有村昆(41)との間にロシアの代理母出産で第1子となる3400グラムの男児をもうけていたことが22日分かった。今月3日、ロシアの病院で誕生した。
「婦人公論」2月13日号で丸岡さんがインタビューに答えている。
丸岡さんと有村は、2012年8月に結婚。程なくして自然妊娠したものの、10週目で流産してしまった。
その後、体外受精による不妊治療を始め、受精卵を子宮内に戻したところ、再度妊娠したものの、やはり流産。
子宮内膜が薄いことによる「不育症」の疑いが生じたため、投薬治療を続けていたが、副作用が強かったことなどから、代理母出産を考えるようになった。
丸岡さんは結婚前に東日本大震災の現地取材で「震災うつ」を患っていたことを後に告白したが、治療時は、その時に近い体調だったという。
当初は代理母出産が普及している米国での出産を計画したものの、代理母を見付けることができず、最終的にはロシアの代理母に依頼。
16年冬に凍結保存した受精卵をロシアに運び、無事、出産となり、丸岡さんは現地で夫婦そろって赤ん坊と対面した。
丸岡さんは「自分たちのDNAを引き継いだ子どもがどうしても欲しかった」といい、「子どもが成長する過程でどんな状況が待っていようと、しっかり向き合っていこうと思います」と話している。
日本では法的な規制はないが、日本産科婦人科学会が「認められない」としており、国内では原則行われていない。
03年に元総合格闘家の高田延彦とタレントの向井亜紀夫妻が、米国人女性の代理母出産で双子の男児をもうけた。
その後、出生届の受理をめぐって最高裁まで争ったが認められず、08年に特別養子縁組を成立させた。