上地雄輔の父、上地克明氏が初当選 横須賀市長選
任期満了に伴う神奈川県横須賀市長選は25日投開票の結果、無所属新人の元市議上地克明氏(63)が、いずれも無所属の現職吉田雄人氏(41)と新人の共産党地区委員長林伸明氏(51)を破り、初当選した。投票率は46・10%。
衆院選では圧倒的な強さを誇る小泉進次郎自民党衆院議員の地元だが、過去2回、小泉家が支援した候補が連敗。
今回はタレント上地雄輔の父親としても知られる上地氏を全面支援し、雪辱を果たした。
横須賀市内の選挙事務所で小泉氏は「(横須賀市の)人口減少に歯止めをかけ、経済停滞を打破していく」と述べた。
上地氏は「命を懸けて横須賀を復活させていく」と強調した。
吉田氏は自身の名刺で観光ツアーの割引を受けられるようにしていた問題で批判もあり、及ばなかった。
吉田氏は「認識の甘さ、努力不足でこういう結果になってしまった」と語った。
林氏は支持が広がらなかった。