新入社員の４割は上司との飲み会が月に０回−。
シチズン時計（東京）が社会人１年目を対象に実施した調査で、こんな実態が浮かび上がった。理想の飲み会頻度は月１回が最も多かった。

調査は９月下旬、全国の２０１７年春入社の社会人男女４００人にインターネットで実施した。

１カ月当たりの上司との飲み会頻度を尋ねたところ、「ない」と答えた人は４１・５％でトップだった。
２位が「１回」で３６・５％。男女別では「ない」と回答した女性が５０・５％と半数を占め、男性より１８ポイント高かった。
理想の飲み会頻度は「１回」が男女合わせて４０・３％で最も多く、「ない」を２・８ポイント上回った。

月に１回以上飲み会がある人の平均時間は、約７割が「２〜３時間」で、調査は「まれな飲み会も１次会で解散するケースが多いようだ」と分析。
理想の時間は「２時間」が４４・４％で、「３時間」１５・０％、「２時間半」１１・１％と続いた。

一方、平日の終業後に真っすぐ帰宅する頻度は「５日」と答えた人が４４・０％で最多。
「４日」２２・３％、「３日」２０・５％と続き、「ない」は３・８％だった。