「空飛ぶ車」2030年めどに2千万円台で販売へ
愛知県豊田市を主な拠点に活動する技術者団体「カーティベーター」の福沢知浩共同代表(31)は18日までに、人を乗せて空を移動する「空飛ぶ車」を2030年をめどに2000万円台で販売する目標を明らかにした。
大学や研究機関、富裕層など限られた顧客に23年から売る機体は5000万円台を目指す。
機体は3輪のタイヤで走行し、向きを変えられるプロペラで垂直に離着陸する。
カーティベーターは自動車や航空機産業の若手技術者ら約100人でつくり、トヨタ自動車などから支援を受けている。
20年の東京オリンピック(五輪)開会式で空飛ぶ車を使った聖火点灯も目標に掲げている。