仙台市の交番、警察官刺され死亡 容疑者は別の警官発砲で死亡
19日午前4時ごろ、仙台市宮城野区東仙台2の宮城県警仙台東署東仙台交番で、30代の巡査長の男性が訪ねてきた男に刃物で刺され、搬送先の病院で死亡した。
交番にいた40代の巡査部長が拳銃を3発発砲し、男も死亡した。
県警によると、死亡したのは清野裕彰巡査長(33)。
男は「落とし物を持ってきた」と話し、交番を訪ねていた。巡査部長は交番の別の部屋にいた。男に銃は奪われなかった。
怒鳴り合う声を聞き、部屋から出た巡査部長がうつぶせで血まみれに倒れていた清野巡査長を発見した。
刃物を持つ男も倒れていたが、起き上がり、巡査部長に向かってきたという。
巡査部長は警告したが男が聞かなかったため、発砲した。
現場には包丁とみられる刃物1本とモデルガンのようなものが落ちていた。