伝説のレスラー「人間発電機」ブルーノ・サンマルチノ氏死去
無類の怪力ぶりから「人間発電所」の異名をとり、米プロレス界で長く活躍したブルーノ・サンマルチノ氏が18日、死去した。82歳。関係者が明らかにした。死因などは明らかにされていない。
イタリア出身のサンマルチノ氏は15歳で家族とともに米ペンシルベニア州に移住。
1959年にプロレスラーとしてデビューし、60〜70年代に計11年以上にわたって米プロレス団体の王座を保持した。
67年には初来日を果たし、ジャイアント馬場(故人)と激闘を繰り広げた。
81年10月に東京・蔵前国技館で行ったタッグマッチが事実上の引退試合。
2001年には故郷イタリアに記念体育館が建てられ、13年には米プロレス団体WWEの殿堂入りを果たした。