不妊治療で女性死亡 担当医師ら書類送検へ
2016年、福岡県北九州市の産婦人科医院で、不妊治療の手術を受けた女性を誤って死亡させたとして、警察は近く、担当した医師らを業務上過失致死の疑いで書類送検する方針。
女性が死亡する医療事故が起きたのは、北九州市八幡西区のセントマザー産婦人科医院。
捜査関係者によると、2016年11月、30代の女性が卵管の詰まりを調べる検査を受け、その後、卵管に空気を送り込む手術を受けたところ、容体が急変して死亡したという。
警察が捜査した結果、卵管に空気を送り込む際、誤って空気が血管に入り女性が死亡した疑いが強まり、警察は近く、担当した医師や院長らを業務上過失致死の疑いで書類送検する方針。
セントマザー産婦人科医院は取材に対し、「何も答えられない」としている。