北京モーターショー開幕、EV戦略本格化
中国最大級の自動車展示会「北京モーターショー」が25日に開幕し、日系メーカーは電気自動車(EV)などの投入を競った。
中国政府が2019年から、EVなどの「新エネルギー車」を一定量生産・販売するようメーカーに義務付ける規制強化をにらみ、各社の新エネ車戦略が本格化している。
「最重要市場の一つである中国で、電動モデルの普及に取り組む」
中国市場だけに投入するEVの試作車「理念」を展示したホンダの八郷隆弘社長は発表会で、EVを中国で積極投入する考えを示した。
ホンダはこれまで中国でEVを販売した経験がない。そのため、中国のカーシェアリング企業と手を組み、シェア用のEVとしても活用してもらう予定だ。
仮に店頭販売が不調でも、一定の台数をさばく計算が立つ。