市長がFBに滞納者宅写真すでに削除も 岡山笠岡市
岡山県笠岡市の小林嘉文市長は20日、市立市民病院の医療費滞納者の自宅を戸別訪問した際の写真を、自身のフェイスブック(FB)に投稿していたと明らかにした。
個人が特定される恐れがあるとの指摘を受け、既に削除したという。
小林市長は今月8日、病院職員と共に、市内外の滞納者宅6カ所を訪問。ドアノブに手をかけている姿などの写真を職員に撮影させ、翌9日、5枚を「滞納金を精算してくれる様お願いをしました」などの文章と併せてFBに掲載した。
知人の弁護士や別の病院職員から「滞納者の住所が特定される」などの懸念が伝えられ、10日に写真を削除し、その後、病院の写真に差し替えた。
訪問先から許可は得ておらず、事後連絡もしていないという。
市議会は19日の本会議で、慎重な行動を求める申し入れ書を小林市長に提出。
小林市長は取材に「表札や周囲の建物を写さないなどプライバシーには配慮したつもりだったが、反省している。今後は情報管理を徹底していきたい」と話した。
小林市長は7月にも、西日本豪雨の被災者用簡易ベッドで横になり、ピースサインをした写真をFBに投稿。被災者らから批判され、削除した。
個人が特定される恐れがあるとの指摘を受け、既に削除したという。
小林市長は今月8日、病院職員と共に、市内外の滞納者宅6カ所を訪問。ドアノブに手をかけている姿などの写真を職員に撮影させ、翌9日、5枚を「滞納金を精算してくれる様お願いをしました」などの文章と併せてFBに掲載した。
知人の弁護士や別の病院職員から「滞納者の住所が特定される」などの懸念が伝えられ、10日に写真を削除し、その後、病院の写真に差し替えた。
訪問先から許可は得ておらず、事後連絡もしていないという。
市議会は19日の本会議で、慎重な行動を求める申し入れ書を小林市長に提出。
小林市長は取材に「表札や周囲の建物を写さないなどプライバシーには配慮したつもりだったが、反省している。今後は情報管理を徹底していきたい」と話した。
小林市長は7月にも、西日本豪雨の被災者用簡易ベッドで横になり、ピースサインをした写真をFBに投稿。被災者らから批判され、削除した。