米ボストン郊外の警察が異例のお願い 「暑いので犯罪は先送りしてください」
猛暑に襲われている米国では21日、サウスカロライナからメーンの東海岸各州で最高気温が34〜36度に上昇し、首都ワシントンDCは38度。
AP通信によれば、ペンシルベニア州では火災となった民家の消火活動にあたっていた9人の消防士が熱中症で倒れ、うち6人が病院に搬送された。
マサチューセッツ州ボストン郊外のブレーンツリー警察署は「犯罪を企る人は暑さで危険なので22日以降に延期するように!」と異例の“犯罪先送り”を訴えたほど。
この日は中西部を含めて、各地で電力集中を回避するために一時的に停電状態となった地域も多く、混乱は夜間まで続いた。
なお猛暑は23日でひと段落。23日の最高気温はワシントンDCとニューヨークで25度、ボストンでは21度と予想されている。