ホタル激減、大雨影響か…6500匹が20匹に
埼玉県狭山市下奥富にある「弁天堀」で、初夏の夜を彩るヘイケボタルの飛しょう数が激減している。
今月上旬の大雨の影響とみられ、地元は「見頃のはずだったのに」とため息をつく。
ホタルは、住民6人による「水に親しむまちづくり事業部会」が近くの池で幼虫を育て、春先に弁天堀に放流する。
2年前に始め、田園に舞う幻想的な光の世界を楽しもうと、大勢の市民が訪れる。
今年は3月中旬に約5500匹、下旬には約1000匹を放流。
飛び始めは5月20日で、この夜は10匹ほどがヘイケボタル特有の速く小さな光を点滅させた。
その後、飛しょう数は増加したが、大雨以降は約200匹と横ばい。ここ数日は20匹ほどに激減した。
当初、市奥富地区センターは、ピークは6月中下旬で、7月中頃まで観賞できると予想していた。
事業部会の会長(74)は「大雨でホタルの幼虫や餌となるカワニナが流されたのかもしれない。楽しみに育ててきただけに本当に残念」と話している。
今月上旬の大雨の影響とみられ、地元は「見頃のはずだったのに」とため息をつく。
ホタルは、住民6人による「水に親しむまちづくり事業部会」が近くの池で幼虫を育て、春先に弁天堀に放流する。
2年前に始め、田園に舞う幻想的な光の世界を楽しもうと、大勢の市民が訪れる。
今年は3月中旬に約5500匹、下旬には約1000匹を放流。
飛び始めは5月20日で、この夜は10匹ほどがヘイケボタル特有の速く小さな光を点滅させた。
その後、飛しょう数は増加したが、大雨以降は約200匹と横ばい。ここ数日は20匹ほどに激減した。
当初、市奥富地区センターは、ピークは6月中下旬で、7月中頃まで観賞できると予想していた。
事業部会の会長(74)は「大雨でホタルの幼虫や餌となるカワニナが流されたのかもしれない。楽しみに育ててきただけに本当に残念」と話している。