鳥取刑務所内で受刑者乱闘 7人を書類送検
鳥取刑務所(鳥取市下味野)は27日、昨年12月に受刑者同士の乱闘騒ぎがあったと発表し、40代の男性受刑者1人を傷害と暴行の疑い、20〜50代の男性受刑者6人を暴行の疑いで、いずれも同日、鳥取地検に書類を送った。
40代男性受刑者の送検容疑は、2011年12月5日午前9時45分ごろ、同刑務所内の工場の食堂で、別の男性受刑者の頭などをパイプ椅子で殴るなどし、右手の骨を折る全治約1カ月半のけがを負わせた疑い。骨折した1人を含む6人は、他の受刑者の腹や顔などを殴るなどした疑い。
同刑務所によると、食堂には当時、作業休息中の受刑者38人と職員1人がいた。人間関係のもつれなどが原因とみて調べている。