市原悦子 22年ぶり大河「西郷どん」で語り「決めゼリフが良い。チェスト」
自己免疫性脊髄炎のため休養中の女優・市原悦子(81)が来年のNHK大河ドラマ「西郷どん」でナレーションを務めることが27日、発表された。
市原は1996年の大河ドラマ「秀吉」では主人公の母親役で出演。
「西郷どん」では、柔らかな語り口で、主人公の“波乱の生涯”を見守る。
22年ぶりの大河は“声”での出演となり、「素敵な台本ありがとうございます。ナレーションを担当する者としては本が第一です」とコメント。
市原といえばTBS系「まんが日本昔ばなし」で何役も演じ分けた独特の「語り」が有名だが、「最後の決めゼリフが良いですね。チェスト。わくわくします。喋り方に工夫しなくちゃ」と意気込みを見せた。
「チェスト」は薩摩(鹿児島)の方言で気合の掛け声。
同局によると毎話、市原の「チェスト」でドラマが締めくくられる。