インフルエンザ流行拡大 全国で週124万人
インフルエンザの流行が拡大している。
国立感染症研究所の集計によると、全国約5000の定点医療機関から報告された患者数を基に推計した1〜7日の1週間の患者数は約124万人。前の週の約101万人に比べて20万人余り増えた。
インフルエンザは主に、せきやくしゃみのしぶきに含まれるウイルスを吸い込んで起こる。
厚生労働省は、ウイルスをまき散らさないために「せきが出るときはマスクやハンカチで口を押さえることが重要だ」と「せきエチケット」を呼び掛けている。
また高齢者は重症化しやすく、子どもではまれに急性脳症を起こすこともある。
予防には手洗いやアルコール消毒、室内の湿度を保つことや人混みへの外出を避けることが有効だ。
集計によると、都道府県別の1医療機関当たりの患者数は、宮崎県が34・17人で最も多く、沖縄県(31・76人)、大分県(28・93人)、福岡県(28・14人)、長崎県(26・04人)と続いた。全国の平均は16・31人だった。
直近5週間で検出されたウイルスの種類は、2009年に新型インフルエンザとして流行したA型が最も多かった。
今季はワクチンの製造開始が遅れ、医師らの団体はワクチン不足への対応を国に求めた。
厚労省は、13歳以上の接種回数を1回にすることなどを徹底し、最終的な必要量は確保できるとしている。
国立感染症研究所の集計によると、全国約5000の定点医療機関から報告された患者数を基に推計した1〜7日の1週間の患者数は約124万人。前の週の約101万人に比べて20万人余り増えた。
インフルエンザは主に、せきやくしゃみのしぶきに含まれるウイルスを吸い込んで起こる。
厚生労働省は、ウイルスをまき散らさないために「せきが出るときはマスクやハンカチで口を押さえることが重要だ」と「せきエチケット」を呼び掛けている。
また高齢者は重症化しやすく、子どもではまれに急性脳症を起こすこともある。
予防には手洗いやアルコール消毒、室内の湿度を保つことや人混みへの外出を避けることが有効だ。
集計によると、都道府県別の1医療機関当たりの患者数は、宮崎県が34・17人で最も多く、沖縄県(31・76人)、大分県(28・93人)、福岡県(28・14人)、長崎県(26・04人)と続いた。全国の平均は16・31人だった。
直近5週間で検出されたウイルスの種類は、2009年に新型インフルエンザとして流行したA型が最も多かった。
今季はワクチンの製造開始が遅れ、医師らの団体はワクチン不足への対応を国に求めた。
厚労省は、13歳以上の接種回数を1回にすることなどを徹底し、最終的な必要量は確保できるとしている。