所在不明だった元国王?…「ミイラ」化遺体発見
イランの首都テヘラン郊外で、身元不明の古い遺体が発見され、地元メディアは、所在不明になっていたパーレビ王朝の元国王レザ・シャー(在位1925〜41年)の可能性があると相次いで報じた。
イラン政府は、1979年のイスラム革命で打倒したパーレビ王制の影に神経をとがらせている。
遺体は今年4月、地面を掘り起こしていた工事現場の作業員が見つけた。
死後に保存処理されたミイラのように見えることや、付近に王家の墓があったことなどから、元国王の遺体である可能性が浮上した。
しかし、遺体はその後、当局によって元の場所に埋め戻された。
遺体の身元については、調査を実施したのかどうかも含めて何も明らかになっていない。