2事件に共通点、連続殺人か 青森女性殺害
今月、青森市内で高齢の女性が相次いで殺害された。
警察は、同一犯による連続殺人事件の可能性もあるとみて関連を調べている。
青森市北金沢2丁目の店舗を兼ねた住宅で、小山和子さん(79)が殺害されているのが見つかった現場では、21日も現場検証が続いた。
死因は、胸と腹部を刺されたことによる失血と、首を絞められたことによる窒息とみられている。
近くの旭町1丁目の住宅では、今月12日、菊地のり子さん(67)が遺体で見つかっている。
死因は窒息で、首を絞められて圧迫されたような痕があった。
2つの事件では、「首を絞められていること」や「1人暮らしで高齢の女性」であること、同じ生活圏など共通点が分かっている。
このため、旭町の事件も殺人事件として捜査に入り、北金沢の事件と同一犯による犯行の可能性もあるとみて慎重に関連を調べている。