「顔認証」の無人レジ、セブンが省人型コンビニ
セブン―イレブン・ジャパンは17日、顔認証システムによる無人レジを活用した「省人型コンビニエンスストア」を東京都港区にオープンした。店舗運営に必要な店員は1人だけだ。
店舗はNECのグループ会社が入居するビルに設けられ、主にビル内に勤務する社員約4000人が利用できる。
売り場面積は約26平方メートル、商品数は約400品と、標準的なコンビニ店舗の1割程度の規模だ。
入店するには、社員証をかざすか、あらかじめ登録していた自分の顔でカメラによって認証を受ける必要がある。
会計はバーコードの読み取り機を使って客が行い、その際にどの社員が購入したかも顔認証で識別される。代金は給料から天引きされるため、現金は必要ない。
顔認証などにはNECのIT(情報技術)が活用されている。