JR4社が車内販売縮小 利用者減少、販売員の人手不足も
JR北海道、東日本、四国、九州の4社は弁当や飲料の車内販売を来月16日から大幅に縮小する。
北海道、四国、九州は一部観光列車などを除いてサービスから撤退し、東日本は東北新幹線や秋田新幹線、在来線特急でサービスを中止したり取扱品目を絞ったりする。
東日本で弁当を買える列車は新幹線の「かがやき」「はくたか」だけになる。
利用者が減少しているのに加え、人手不足で販売員の確保が難しくなっているためだ。
利用者の減少は、駅の売店などが充実し、乗車前に購入する客が増えたことも背景にある。なお東海、西日本の2社は現行のサービスを維持する。