意外に間違って覚えているラジオ体操
ラジオ体操、要はストレッチで、続けると肩こりや肥満解消にも効果があるので、その効果を享受すべきなのはむしろ大人になってからなのですが、正しいラジオ体操のやり方は案外知られていないものです。
正しいラジオ体操の方法は、全国ラジオ体操連盟と共同でラジオ体操の普及につとめているかんぽ生命の「「ラジオ体操の動きの解説」」で図解とともに確認できます。
絵だけだとその通りにやってきたと思うのですが、「ポイント」「悪い例」のところを詳細に見ていくと、いままでの自分の動きが、正しいものではなかったことに気づけます。
そもそもオープニングを飾る「背伸びの運動」ですが、「手は軽く握る」「かかとは上げない」が正しい動き。
手をピンピンに伸ばし、かかともリズミカルに上げ下ろししていた人も多いかと思います。
意外に「かかとは上げない」になっているのは3番目の「腕を回す運動」も同じ。
4つ目の「腕を交差して胸を反らす運動」、こちらは意外なことに「指先まで伸ばす」が正しいとのことです。
また、6つ目の「体を前後に曲げる運動」では、後ろに首を曲げるところで首に力が入ってしまいがちですが、首に力を入れるのは「悪い例」にあがっています。
社風によっては朝にラジオ体操をしたりするマッチョな職場もあるかもしれませんが、動きを正しく覚えていないと、面倒な体操をしても効果が十分に得られないので、この機会にラジオ体操第一の13個の動きについて点検してみるのもいいかもしれません。