ほかの韓国人に被害「心に負担」日本の措置に元徴用工原告
韓国の元徴用工で、日本製鉄に損害賠償を求めた訴訟で昨年10月に勝訴が確定した原告の李春植さん(95)が、日本による対韓国輸出規制強化について「私のために(韓国の)他の人が被害を受けるようで(心に)負担を感じる」と話していることが分かった。
訴訟で李さんの代理人を務めた金世恩弁護士が13日までに明らかにした。
金弁護士は「李さんは訴訟で勝ち取った正当な権利を行使しようとしているだけなのに苦痛に満ちた時間を送っている」と話した。
日本政府は7月1日に輸出規制強化を発表し、韓国では元徴用工問題での「報復」と受け止められている。