阿部寛主演「下町ロケット」3年ぶり復活決定!TBS池井戸作品続編は初 佃製作所再集結 宇宙から大地へ
俳優の阿部寛(54)の主演で2015年10〜12月に放送されたTBSの人気ドラマ「下町ロケット」が、3年ぶりに帰ってくる。今年10月期に同じ日曜劇場枠(後9・00)で続編が放送される。
原作は池井戸潤氏の新刊「下町ロケット ゴースト」(小学館)で20日に発売。3カ月後に早くも映像化される。
経営難に追い込まれた下町の町工場が、その技術力で困難を打開する様を描いたエンターテインメント作品。
3年前の放送時は、最終回の平均視聴率が22・3%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。15年度のドラマで1位に輝いた。
舞台は前作に続いて佃製作所。佃航平社長役の阿部をはじめ、立川談春(52)、安田顕(44)らメンバーが再集結する。
今作も佃製作所は困難に立ち向かうことになる。主力商品であるロケットエンジン用バルブシステムの納入先である帝国重工の業績が悪化。さらに農機具メーカーから取引削減を通告され、窮地に陥る。
そんな中、経理部長の殿村(立川)は倒れた父の家業である農業を手伝うことに。トラクターを運転する殿村を見た佃はあることに気付く。これが新たな夢が生まれた瞬間。宇宙から大地へ、新たな物語が始まる。
TBSは「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「陸王」と池井戸氏の作品を次々にドラマ化しているが、続編制作は初。ヒット作の続編ということで、期待度のハードルも高くなるのは確実。局にとっても新たな挑戦となる。
今回も伊與田英徳プロデューサー、福澤克雄監督というおなじみのコンビが中心となって制作する。