銀座・丸源ビルオーナーに実刑 10億円余り脱税
10億円余りを脱税したとして、法人税法違反の罪に問われた東京・銀座の「丸源ビル」オーナー川本源司郎被告(86)に、東京地裁(前田巌裁判長)は20日、懲役4年、罰金2億4000万円(求刑懲役5年、罰金3億円)の判決を言い渡した。被告は無罪を主張していた。
起訴状によると、2009〜11年、テナントの賃料収入を売り上げから除外するなどし、社長を務めていた不動産賃貸業「東京商事」(清算)の所得約35億4300万円を隠し、法人税約10億6000万円を免れたとしている。
川本被告は13年3月に逮捕、起訴された。同年6月に初公判が開かれたが、その後たびたび弁護人が交代し、判決まで約5年半かかった。
起訴状によると、2009〜11年、テナントの賃料収入を売り上げから除外するなどし、社長を務めていた不動産賃貸業「東京商事」(清算)の所得約35億4300万円を隠し、法人税約10億6000万円を免れたとしている。
川本被告は13年3月に逮捕、起訴された。同年6月に初公判が開かれたが、その後たびたび弁護人が交代し、判決まで約5年半かかった。