稀勢の里、左肩付近を負傷…腕の筋肉痛めた疑い
大相撲春場所13日目の24日、優勝争いの単独首位に立っていた新横綱の稀勢の里関(30)が日馬富士戦で初黒星を喫した際、左肩付近を負傷した。
支度部屋で応急処置を受けた後、左腕を三角巾でつった姿で救急車で運ばれ、大阪市内の病院で検査を受けた。
関係者によると、腕の筋肉を痛めている疑いもある。
横綱は診断結果などを明かさず、無言だったが、師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は「しばらく様子を見て」と話し、14日目に出場するかどうかは当日朝の状態を見て、判断する意向を明らかにした。
稀勢の里関は、15歳で初土俵を踏んだ2002年春場所以来、ここまで休場したのは、右足親指の靱帯を痛めて休んだ14年初場所千秋楽の1日しかない。