防衛省に26億円水増し請求、70億円支払う
防衛省は17日、航空機器メーカー「東京航空計器」(東京都)が、同省との契約で過去8年間にわたって約26億円を水増し請求していたと発表した。
同省は同日、過払い金に違約金と延滞金を合わせた計約70億円の支払いを同社に求め、同社は全額納付した。
発表によると、同社は、航空機の計器類などを納入する際、作業時間を過大に申告していた。
社内システムの更新をきっかけに発覚し、昨年1月、同省に報告していた。
同省の調べに対し、同社は「利益をかさ上げするため、担当部署が1980年代からやっていた」と証言。
同省は、帳簿が残る2009年度以降の計340件の契約について水増し請求を認定した。
同省では、契約先企業を数年おきに訪れ、適正な原価計算が行われているかなどを調べている。
同社への直近の調査は14年に実施されたが、不正を見抜けなかったという。
同省は同日、過払い金に違約金と延滞金を合わせた計約70億円の支払いを同社に求め、同社は全額納付した。
発表によると、同社は、航空機の計器類などを納入する際、作業時間を過大に申告していた。
社内システムの更新をきっかけに発覚し、昨年1月、同省に報告していた。
同省の調べに対し、同社は「利益をかさ上げするため、担当部署が1980年代からやっていた」と証言。
同省は、帳簿が残る2009年度以降の計340件の契約について水増し請求を認定した。
同省では、契約先企業を数年おきに訪れ、適正な原価計算が行われているかなどを調べている。
同社への直近の調査は14年に実施されたが、不正を見抜けなかったという。