子ども100万人サイクロン被災 アフリカ南部モザンビーク
国連児童基金(ユニセフ)は23日、サイクロンが直撃したアフリカ南部モザンビークで子ども100万人が被災したと発表した。
港湾都市ベイラを視察したフォア事務局長は「状況は悪化している」と述べ、国際社会の早急な支援を呼び掛けた。
現地では道路が寸断され、救助や支援物資の搬送に必要なヘリコプターなどの機材も不足している。
フォア氏は「複数の村が水没したり、建物が倒壊したりしたほか、学校や医療施設も破壊された」と指摘。
だが、各援助機関は被災の全体状況を十分把握できていないという。