名目GDPに算出ミス エコノミスト指摘で内閣府確認
内閣府は7日、3月に公表した2012年10〜12月期の名目の国内総生産(GDP、季節調整値)改定値に算出ミスがあり、訂正すると発表した。
前期比で0・3%減としていたが、0・1%減に訂正した。
年率では1・3%減だったのを0・5%減とした。
物価変動を除いた実質GDPの訂正はないとしている。
経済動向の把握には一般的に名目GDPより、今回間違いのなかった実質GDPの方が重視されていることから、内閣府は比較的影響は小さいとみている。
第一生命経済研究所の新家義貴・主席エコノミストが、誤りの疑いを指摘し、内閣府が確認を進めていた。
内閣府によると、元データを加工し名目輸出入の季節調整値を算出する際に計算ミスがあったという。
輸出は前期比0・3%減、輸入は3・0%増と公表していたが、正しくはそれぞれ1・7%減と0・5%増だった。
内閣府では09年12月にも算出ミスが判明し、実質と名目のGDPを訂正したことがある。
前期比で0・3%減としていたが、0・1%減に訂正した。
年率では1・3%減だったのを0・5%減とした。
物価変動を除いた実質GDPの訂正はないとしている。
経済動向の把握には一般的に名目GDPより、今回間違いのなかった実質GDPの方が重視されていることから、内閣府は比較的影響は小さいとみている。
第一生命経済研究所の新家義貴・主席エコノミストが、誤りの疑いを指摘し、内閣府が確認を進めていた。
内閣府によると、元データを加工し名目輸出入の季節調整値を算出する際に計算ミスがあったという。
輸出は前期比0・3%減、輸入は3・0%増と公表していたが、正しくはそれぞれ1・7%減と0・5%増だった。
内閣府では09年12月にも算出ミスが判明し、実質と名目のGDPを訂正したことがある。