ウナギは乱獲で「絶滅危惧種」
環境省は、極度の不漁が続くニホンウナギを、レッドリストの「絶滅危惧種」に指定する方針を固めた。
関係者が13日、明らかにした。
開発による生息環境悪化や食用向けの大量漁獲が原因。
レッドリストには法的な規制力はなく、絶滅危惧種に指定されても漁獲や取引は制限されない。
だが漁獲量の削減や禁漁を求める声が高まるのは確実で、資源保護が急務だ。
関係者によると、ニホンウナギは「絶滅の恐れがある種(絶滅危惧種)」の3区分のうち、危険度が最も低い「絶滅の危険が増大している種(絶滅危惧2類)」とする方向。