高杉晋作をデザイン、「幕末ISHIN」号運行
2018年の明治150年に向け、JR西日本は25日、ラッピング列車「幕末ISHIN」号(1両編成)の運行を始めた。
6月11日までの土日と祝日に、JR厚狭駅(山口県山陽小野田市)から東萩駅(同県萩市)まで1日1回、片道運行する。
幕末ISHIN号は、15年からデザインを変えて毎年運行しており、昨年3月〜今年1月は延べ2535人が利用した。
今回の列車には、維新の風が6色で表現され、PRキャラクターの「高杉晋作」が車両前面と側面に描かれている。
午前9時50分に厚狭駅を出発し、美祢、長門市駅などを経由して、同11時21分に東萩駅に到着する。
この日は厚狭駅で記念セレモニーが行われ、多くの観光客らが鮮やかな車両を写真に収め、早速乗り込んでいた。
県観光スポーツ文化部の正司尚義審議監は「全国から集まる観光客に山口の旅を満喫していただきたい」と呼びかけていた。