日本、初戦米国に完敗…深津「情けないバレーをやってしまった」
◆報知新聞社共催 ▽バレーボール ワールドグランドチャンピオンズカップ男子大会第1日 米国3―0日本(12日・日本ガイシホール)
世界ランク12位の日本は同2位でリオ五輪銅メダルの米国にストレートで敗れ、初戦を飾れなかった。
日本は13日、世界9位のフランスと対戦する。
米国のパワフルで正確なサーブに、日本は何もできずに敗れた。
石川は「スクリーンを使って、我々が見えないところを狙って打ってきて、それに対処できなかった」と振り返った。
第2セット以降、日本の選手から声が消えた。
「向かっていく気持ちがなくなっていた。ボールに触っていこうという気持ちも消えていた」と、柳田は自分たちのプレーがふがいなかった。
セッターの深津も「皆さんの応援が力になったけど、ぼくらは情けないバレーをやってしまった。一人ひとりがバラバラになっていた」と超満員8000人のファンに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
7月の世界選手権アジア最終予選で2大会ぶりの出場権を獲得。
8月のアジア選手権で連覇を果たすなどしてきたが、今季初めて、世界のトップレベルとの対戦で選手たちはその差を痛感した。
深津は「明日は闘志をしっかり出して、声をかけあってやっていきたい」と気持ちを切り替え、フランス戦に臨む。