引きこもり”10年”の男性、外に出る動画が反響「画質平成に取り残されてて好き」「俺よりハキハキ喋ってて泣いた」
2025年1月1日に開設されたYouTubeチャンネル「かめらぎ」が同日、1本目の動画を公開し、反響を呼んでいます。
動画は約3分と短尺です。動画に登場した男性は口元を服の襟ぐりで隠し、「初めまして、皆さん。引きこもり歴10年たつ男、25歳になります」と自己紹介。
15歳から引きこもっているという男性は、「明日になったら2025年1月1日になるんですけど」と、2024年12月31日に撮影していることを明かし、「この機に家を1回出てみようかっていうチャレンジをします」と、この10年間できなかったことに挑むと宣言しています。
「親もそろそろ年だから……。ここいらで僕が覚醒しないといけません」と話しながら立ち上がりました。
そして、「1月1日」のテロップ表示とともに、階段を下りて玄関ドアのノブを少しためらいがちに手を掛けます。
ゆっくりとドアを開けて、裸足のまま玄関のたたきに出る男性。カメラを回しながら「うぉ」と小さな声を上げて、「雪ないんだなぁ」「変わってない、あんまり」「でも、木がなくなってるな」などと話してまた、家の中へ。
次のシーンでは宅内の男性が、「10年ぶりにシャバの空気を吸うことができました」とカメラ越しに視聴者へ報告。
「正直言うと4年前から外出ても良かったけどなんか区切り悪いから」という理由で、10年間引きこもっていたそうです。
10年ぶりに外に出た男性は「不思議な気持ち」「家出ることなんかそんな難しくないやんと思いました」とコメント。「良かった、とりあえず出れた」「親ガチャSSSS」「親に謝っとこう」と続けました。
動画のコメント欄には、「画質平成に取り残されてて好き」「引きこもりなのに普通に声通ってんの凄いな」「俺よりハキハキ喋ってて泣いた」「そこそこのしあわせをつかんでいってくれ」「脱出ゲームのクリア演出過ぎる」などの感想が寄せられたほか、「過去に辛い何かがあったんだろう」と、男性の過去に興味を持つコメントも上がっています。
7日には2本目の動画を投稿。こちらの動画では白いマスクを着用し、ハイテンションでトークを展開しています。
その件について男性は、「引きこもりなのにおしゃべりできる疑惑」について、直近4年間はニコニコ生放送やTikTok、YouTubeで生配信をしていたからと明かしました。