高市総務相は２５日の衆院総務委員会で、国会議員の政治資金パーティーに出席した際、金額が空欄の領収書を受け取り、自身の事務所で金額を記入したことがあると明らかにした。

「来賓として呼ばれてスピーチをした時、領収書への記載を了解されたこともある」と述べた。民進党の逢坂誠二氏の質問に答えた。

高市氏は、自身が主催したパーティーでも白紙の領収書を出席議員に渡し、「記載をお願いしたこともある」と語った。

白紙領収書問題を巡っては、読売新聞の調査で与野党幹部を含む２３人が領収書の授受を認めている。
高市氏は政治資金規正法を所管しており、同委員会などで「法律上、領収書の作成方法は規定されておらず、問題は生じない」との認識を示している。