気弱そうな女性と疑似恋愛、性風俗店にスカウト
「スカウト」と称して、繁華街などで声をかけた女性を性風俗店にあっせんしたとして、京都府警は16日、京都市下京区、飲食店経営の男(24)や男子大学生(20)(事件当時19歳)ら男4人を職業安定法違反(有害業務への職業紹介)の疑いで逮捕した。
発表では、男らは昨年1月と3月、京都市内の女子大生(19)ら2人を大阪市内の性風俗店に紹介した疑い。
府警によると、男はこうしたスカウトを行うグループの代表で、メンバーは京都市内の大学生らを中心に約20人。メンバーが女性に声をかけて男の会員制バーに連れ込み、高額な飲食代を請求して支払いが滞った女性を性風俗店に紹介していた。
グループは関西の性風俗店約40店舗と提携。紹介すると店から女性の給料の15%が支払われる仕組みで、昨年9月までの1年3か月で約7000万円を得ていたという。また昨年11月までの1年余りであっせんされた女性は、延べ262人に上るとみられる。
今回のスカウトグループに一時所属していた20歳代の男子大学生が読売新聞の取材に応じ、実態を語った。
「まじめで気弱そうな女性に声をかける。ターゲットは地方出身の女子大生ら」
連絡先を聞き出して疑似恋愛に持ち込んだ上で、バーに連れて行き、100万円超のシャンパンなどを注文させるという。性風俗店からの紹介料で、月収が200万円になるスカウトもいる。女性の中には心身を病んだり、自殺未遂をしたりする人もいるという。
発表では、男らは昨年1月と3月、京都市内の女子大生(19)ら2人を大阪市内の性風俗店に紹介した疑い。
府警によると、男はこうしたスカウトを行うグループの代表で、メンバーは京都市内の大学生らを中心に約20人。メンバーが女性に声をかけて男の会員制バーに連れ込み、高額な飲食代を請求して支払いが滞った女性を性風俗店に紹介していた。
グループは関西の性風俗店約40店舗と提携。紹介すると店から女性の給料の15%が支払われる仕組みで、昨年9月までの1年3か月で約7000万円を得ていたという。また昨年11月までの1年余りであっせんされた女性は、延べ262人に上るとみられる。
今回のスカウトグループに一時所属していた20歳代の男子大学生が読売新聞の取材に応じ、実態を語った。
「まじめで気弱そうな女性に声をかける。ターゲットは地方出身の女子大生ら」
連絡先を聞き出して疑似恋愛に持ち込んだ上で、バーに連れて行き、100万円超のシャンパンなどを注文させるという。性風俗店からの紹介料で、月収が200万円になるスカウトもいる。女性の中には心身を病んだり、自殺未遂をしたりする人もいるという。