山田邦子がMー1審査員に 博多大吉も5年ぶり復帰 上沼恵美子&オール巨人は勇退
18日に開催される漫才No.1決定戦「M−1グランプリ2022」決勝(テレビ朝日系、後6・34)の審査員が11日発表され、昨年まで審査員を務めていたタレントの上沼恵美子(67)とオール阪神・巨人のオール巨人(71)が外れたことが分かった。
たびたび“引退”を口にしていた2人が外れ、顔ぶれが4年ぶりに刷新。
博多華丸大吉の博多大吉(51)が5年ぶりに復帰(3回目)し、タレントの山田邦子(62)が初めて選ばれた。
漫才師たちへの厳しくも温かい言葉が話題を呼ぶことも多かったレジェンド2人が、宣言通りに審査員を外れることになった。
6年連続で務めたオール巨人、上沼は昨年のM−1直後、早々に2人で“卒業”を表明。
上沼は「巨人さんと私は出る前にも『ラストやね』と2人で話をしました」、オール巨人も「(上沼と)2人で約束しました!今年で卒業することを!」と宣言し、言葉通り後進に席を譲った。
上沼の後を継ぐ女性枠には山田が選ばれた。フジテレビ系「オレたちひょうきん族」「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」などの人気番組に出演し、長年好感度調査で1位を獲得。「天下を取った最初の女性芸人」と呼ばれ、実績は十分だ。
上沼はマヂカルラブリー、ランジャタイらとの毒舌バトルなどで圧倒的な存在感を誇っただけに審査ぶりに注目が集まる。
山田は「生で見られて嬉しい気持ちと、重責を担うプレッシャーで今からワクワクドキドキしています」と心境を明かし、「思いっきり笑わせてください」と出場者にハッパを掛けた。
17年に審査員を務めた大吉は5年ぶりに復帰。
他は続投し、ダウンタウン・松本人志(59=16回目)、落語家の立川志らく(59=5回目)、サンドウィッチマンの富澤たけし(48=6回目)、中川家の礼二(50=8回目)、ナイツの塙宣之(44=5回目)が務める。