小中高生の自殺、最多514人 22年確定値、厚労省まとめ
2022年の小中高生の自殺者数は514人に上り、過去最多だったことが14日、警察庁の自殺統計(確定値)に基づく厚生労働省のまとめで分かった。
前年から41人増え、これまで最多だった20年の499人を上回った。
内訳は小学生17人、中学生143人、高校生354人。自殺の原因や動機は学業不振、進路に関する悩み、学友との不和(いじめ以外)、病気の悩みなどが多かった。
全体の自殺者数は2万1881人(前年比874人増)。年代別では50代が4093人(475人増)で最も多かった。
他に増加幅が目立ったのは80代で276人増の2490人だった。20代は128人減り、2483人だった。