藤田菜七子騎手、昨年5月は外部と通信を行っていないと申告していた JRAの聞き取り調査に
調整ルーム居室内にスマートフォンを持ち込み、10月11日からの騎乗停止が発表された藤田菜七子騎手(美浦・根本康広厩舎)に、虚偽の申告が判明した。
JRAによると藤田騎手は昨年5月、当時3年目までの若手騎手にスマートフォン不適切使用が発覚した際、全騎手に対し行った聞き取り調査で外部と通信を行っていないと申告。
実際には、同年4月まで複数回にわたり調整ルーム内にスマートフォンを持ち込み通信を行っていた。
JRAは9日に文春オンラインで報じられた藤田騎手の通信機器不正使用疑惑を受け、同日17時に事情聴取。藤田騎手は通信アプリを使用したと認めた。
また、昨年4月以降は開催日に調整ルーム居室内にスマートフォンを持ち込んでいないと答えている。通信の詳細については、現在JRAが調査を行っている。