「ハッチポッチステーション」ラジオで20年ぶり復活 グッチ裕三は感激「うれしいね。夢かもしれない」
NHK教育テレビ(現Eテレ)で人気を博した子ども向け番組「ハッチポッチステーション」が3日、ラジオで20年ぶりに復活した。
NHKラジオ第1で「ラジオでハッチポッチステーション」を生放送。「グッチさん」ことグッチ裕三、「ジャーニー」林家正蔵、「ダイヤさん」兵藤まこ、「エチケットじいさん」中尾隆聖が出演した。
番組の冒頭、グッチは「なんかうれしくてさ。もう、うれしいね。夢かもしれない。ほっぺたつねっちゃう!」と言ってジャーニーの頬をつねると、ジャーニーは「痛い痛い!自分のほっぺをつねろ!オレのほっぺ、つねるな!」とプンプン。グッチは「悪かった。夢じゃなかったね〜」と感激していた。
その後ダイヤが登場。「ちょっと!どこのハンサムボーイかと思ったら、グッチさんとジャーニーじゃないの!アタシもだいぶ視力が落ちたわね〜。ハハハ」とジョーク。グッチは「すげ〜まぶしいな〜。ダイヤさんのドレス、キラッキラ」と再会に歓喜。ダイヤは「ありがとう〜!ハッチポッチファンの皆さんと20年ぶりに会えるんでしょう?眠れる森の美女が目覚めた時の気分よ!」と上機嫌だった。
その後、「♪ハッチポッチステ〜ション」のメロディーでおなじみのテーマ曲が流れ、同局の柘植恵水アナウンサーが「さあ始まりました『ラジオでハッチポッチステーション』。いや〜すごいですね。1996年から2004年に放送されていました『ハッチポッチステーション』見てくださっていたみなさん。ハッチポッチを見ていたあの頃のワクワク感やドキドキ感を呼び起こしていただこうという番組です」と紹介。グッチは改めてあいさつし「こんにちは、グッチ裕三です。これを聞いている人は今年一年無病息災ですよ!ガハハハ!」と大笑い。「テンションが上がっちゃう」と興奮していた。
ラジオ番組の元となった「ハッチポッチステーション」は、NHK教育テレビで1996年から放送されたテレビ番組。「ハッチポッチ」の通称で親しまれ、バンドマン・エンターテイナーのグッチ裕三(グッチさん)と人形のジャーニー、ダイヤさんらによるコントの合間に、童謡と洋楽をマッシュアップさせた楽曲や手品などのショーが人気を集めた。また、2021年放送の「おげんさんといっしょ」で、おげんさん(星野源)と「ハッチポッチ」の出演者らが「パペトーーク!」コーナーで共演したことも話題を呼んだ。