ダメ! 自転車「ながらスマホ」 罰則強化で県警啓発
道路交通法(道交法)の改正により、自転車での「ながらスマホ」と酒気帯び運転の罰則が1日から強化されるのを前に、県警は10月31日、富山駅でチラシを配り、罰則内容などを周知した。
改正道交法では、自転車運転中にスマホなどを手で持ち通話したり画面を見たりした場合、6月以下の懲役または10万円以下の罰金、事故など「交通の危険」を生じさせると1年以下の懲役か30万円以下の罰金になる。
午前7時半から県警や県自転車商業協同組合、龍谷富山高校の社会活動部の生徒ら20人が参加し、通勤や通学する人に注意を呼びかけた。
県内では2019年から今年10月末時点で、自転車のスマホ使用による人身事故が3件発生。交通企画課の今崎貴史課長補佐は「自転車は車の仲間。取り締まりに遭わないためではなく、事故を起こさないためにルールを守って」と呼びかけた。