生島ヒロシ、不適切写真送信でTBS「ライフワークのラジオ」降板 放送7000回目前「痛恨の極み」
フリーアナウンサーの生島ヒロシさん(74)が2025年1月27日、ラジオ番組「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(TBSラジオ)を降板した。
TBSラジオは「生島氏にTBSグループ人権方針に背く重大なコンプライアンス違反があったことを確認したため」だと公式サイトで説明している。
TBSラジオは27日、生島さんがラジオ番組を降板すると公式サイトで発表。
「コンプライアンス違反の詳細については、関係者のプライバシー保護の観点から、説明を控えさせて頂きます」としていた。
生島さんの所属事務所「生島企画室」も同日、生島さんの降板に公式サイトで言及。
「関係各所の皆様、スタッフの皆様、そして毎朝聞いてくださってるリスナーの皆様。大変ご迷惑おかけし、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。降板については、次のように説明している。
「弊社としましてもTBS様及び生島ヒロシに聞き取りを行った結果、番組製作スタッフへの厳しい言動やインターネット上に掲載されていた不適切な画像の送信等の行為があったとのことであり、パワーハラスメント、セクシャルハラスメントへの認識の欠落がまねいたことだと認識しております」
生島企画室は、生島さんの芸能活動を無期限で自粛させると報告。また、同事務所における全ての役職を退任させるとも説明した。
生島さん本人もコメントを寄せている。27年間担当した「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」を降板するとし、TBSラジオからコンプライアンス違反があったとの指摘を受けて降板になったと説明した。具体的には次のようなハラスメントをしたという。
「ひとつは、私が友人から送られた不適切な写真をラジオスタッフに送ってしまい、女性スタッフから大変不愉快とのご指摘を受けました。さらには、朝の90分の生放送中、思わずスタッフに対して当たりがきつくになってしまったことがありました」
生島さんは、「私自身のハラスメントに対する意識・認識が甘く、猛省をしております」とした上で、「私の言動により辛い思いをされた方には心からお詫びを申し上げます」と謝罪。その上で、「ライフワークのラジオをこのような形で降板するのは痛恨の極みであります。今後は生島企画室を離れ、真摯に自分と向き合っていく所存です」と結んでいる。
番組は1998年4月に始まり、2021年4月には放送回数6000回を迎えていた。25年2月には7000回を突破することになっていた。