北海道で記録的大雪、6観測地点で史上最大…12時間降雪量120cmの帯広で車が立ち往生
発達した低気圧の影響で、北海道の太平洋側では3日夜から、記録的な大雪に見舞われた。
この冬一番の強い寒気が日本の上空に流れ込んでおり、4日午後も西日本から北日本の広い範囲で大雪が見込まれ、気象庁が警戒を呼びかけている。
気象庁によると、帯広市では4日午前9時までの12時間降雪量が120センチに達するなど、北海道の太平洋側の六つの観測地点で史上最大となった。帯広市内では除雪が追いつかず、各地で車の立ち往生が起きた。
5日午前6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、北陸(新潟県含む)100センチ、東海(岐阜県)80センチ、東北70センチ、近畿60センチ、北海道、中国50センチ、四国、九州北部30センチ、九州南部15センチに達する見込み。今回の寒波は1週間程度続く見通しだ。